32年前(前に記述しましたが)三つの約束をして結婚。新婚旅行から帰ってきて新婚生活が始まりました。
私は、毎日帰ったら妻がいる、毎日一緒に寝られるという思いで嬉しかったですね~。
妻の親は少し厳しくて男の家どころか外泊NGだったものですから、私のアパ-トに泊まる事なんか言語道断だったので夢のようでした。(何度も嘘をついて泊まってましたけどね)
早く子供が欲しかった私達は、生理不順だった妻が通院をはじめました。(今でいう妊活ですかね)
そして、冬に入る少し前に妊娠、夏には一人目を出産。
3年後には二人目を出産致しました。
二人ともに元気に生まれてくれました。
一人目の出産は、予定よりも二週間程早かったのです。
そんなものですから、私はその日、いつもと変りなく出勤して仕事をしていたのですが、夕方に妻から電話がありました。
「破水したみたいだから病院に行く」
と連絡してきたのです。私は何事だこれはと、焦りまくりながら上司に状況を説明して病院へ直行!!
移動しながら、病院についたらなんて言えば良いんだ?
「〇〇ですが、妻は・・・」
とでも聞けば良いのか?とか、”破水?”した?大丈夫なのか?とか考えながら向かっていたのです。
そして病院に到着。私が受付で名前告げると、看護師さんが走ってきて
「〇〇さんのご主人ですか?奥さん、頭半分出てるのに鞄二つ持って入って来たんだよ!!」
と笑顔で話してくれ部屋に案内されると、Vサインをした妻がベッドで私を迎えてくれました。
そしてベッドの横には赤ちゃんが寝ておりました。
私に連絡があってから1時間弱で産まれたようです。
頭出てたんですよね~、だから直ぐに産まれたんですね。
今思い出しても凄い事だなと思います。
そして何事もなくてよかったと思います。
出産をした妻は偉大です、当時よりも今の方が強く感じます。
因みに二人目は、妻の実家近くの病院で出産する事にしていたので、妻は実家に帰っており、休日に私が泊まりに行っていた日の翌早朝に陣痛が始まり、私が病院に連れていき3時間程で出産しております。
この時は、私にも気持ちの余裕があったので、病院で何時間か待たなくてはならないなと思い雑誌を何冊か持っていざ出陣。しかし病院にいってみると、
「完全看護なので付き添いはご遠慮下さい。生まれましたらご連絡します」
と言われ肩を落として帰った記憶があります。
娘の出産の事は別な機会に又少し書きます。
こして母親になった妻、勿論父親になった私が始まりました。