子供の不安は優しく聞いて払拭してあげる

娘が小学1年生になった時の事です。

息子と娘が二人供小学校に入学したのを機に、妻がパ-トに行く事にしました。

パ-ト先は家から徒歩5分の所なので、なにかあっても直ぐに対応できると思い決めたのです。

パ-トの時間は娘が帰ってくる時間には家にいられるようにと考えシフトを組んでもらっていたのですが、希望通りのシフトにならない時や業務の都合上時間がずれ込む事もありました。

これは仕事ですから仕方がない事、想定内の事です。

しかし、子供にとっては不安な事です。

子供達二人には

「明日からお母さんは仕事にいきます、だから帰ってきたら家にいない事もあるけれど、そんなに遅くなる事はないからね」

と説明をしました。

息子は小学3年生なので全く平気な顔、娘はという不安そうな顔をして返事も

「う~ん」

と下を向いています。

そんな顔をしている娘が気になった私は、妻のシフとを確認して娘の方が妻よりも早く帰宅しているであろうという日に家に電話を入れました。

しかし、電話にでないのです。

気になった私は携帯電話から何度も電話をしたのですが、それでも出ない。

何かあったか?と思った私は、会社に事情を説明して家に帰りました。

すると、娘はちょっと寂しそうな顔をして茶の間に居たのですが、私の顔を見た途端に笑顔になりました。

ちょっと胸が締め付けられましたね~。

「居るのに何故電話にでなかったの?」

と聞くと。

「知らない人だと嫌だから電話には出たくない」

と言うのです。

「なるほどそうだよな、娘の言っている事は正しいな~」と思った私は、当時出始めの「ナンバ-ディスプレイ」の電話機を直ぐに買い、電話機の近くに私の携帯電話の番号を書いて貼りました。

そして娘に

「電話が鳴るとここに電話番号が表示されるから、張り紙を見てお父さんの番号だったら出て良いよ」

と説明すると軽くうなずきました。

翌日から私は、娘が帰って来ているであろうという時間に電話をする事にしました。

電話をすると

「娘は、はずんだ声で受話器を取り、今自分が何をしているかを説明してくれました」

嬉しかったのでしょうね。

その声を聞いたと同時に私は「ほっと」しました。

我が家は私の親と二世帯で住んでいて下の階には親がいましたので、妻がパ-トにでる事はそれ程心配はしていなかったのですが子供は違ったのです。

玄関を開けても「母親が自分を迎えてくれない」「家に居ない」という寂しさと不安があったのです。

子供が不安に思っている事があれば、なにが不安なのかをしっかり聞いて不安を払拭してあげる事が大事です。

子供に聞く時は優しくです。子供と同じ目線で。

どんな時でも、子供が不安になっている時には優しく話しを聞いてあげましょう。

子供にとって、この世で一番信頼しているのが、親・保護者ですから。

この時は痛感いたしました。

私は娘への電話を暫く日課のようにしていましたが、そのうち私との話しはそんなに重要ではなくなったようで

「うん大丈夫 じゃあね~」

なんて感じで直ぐに電話を切られるようになりました😢

娘の成長を感じましたね、ちょっと大袈裟ですが・・・(笑)

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