言葉のテクニック お店の売り上げは従業員で左右する

ホ-ムセンタ-にボールペンの替え芯を買いに行った時の事です。

0.5を2本、0.7を1本手に取りレジへ行きました。

レジは透明なビニ-ルシ-トで客とレジ担当者の間を仕切ったコロナ対策が施されています。

レジ担当者が替え芯を手に取ると

「0.5と0.7の二種類で宜しいですか?」

と確認してきました。

私は「はい」と返事をしたのと同時に気の利いた接客だと感じました。

接客業は多くに人と接する為、感染リスクが高い職種の一つに入ります。

あまり会話をせずに少しでも早く接客を終わらせたという気持ちがあってもおかしくない状況であるにも関わらず、「二種類あるが客は間違って購入していないか?」を確認してくれている。

それも「二種類ありますがお間違いありませんか?」ではなく

「二種類で宜しいですか?」と確認しています。

これ、なかなかのテクニックです。

「お間違いありませんか?」は丁寧な言い方ではありますが、これだと場合によっては「間違ってないよ!それで良いんだ!」なんて心無い言い方をする人も中にはいるのです。

プライドが高いのか「間違い」という言葉に反応するのです。

そうした客のプライドを逆なでしないように対応した完璧な接客だと私は思います。

今の世の中「モンスタ-客」が存在します。普通に考えるとなんでもない事がクレ-ムになる事があります。接客業の方大変です。

大型量販店は「品揃えさしていれば売り上げが伸びる」だけではないのです。

当然、品揃えが悪ければ売り上げは伸びません。

しかし接客が悪くても売り上げは伸びません。

大型量販店は今や何処にでもあります。

嫌な印象を受けた店には足は遠のきます。

良い接客をすれば、良い客が集まる。

多少性格の悪い客でも良い接客で良い人になる!?(笑)

良い客を集客できれば店のプラスに繋がります。

従業員は店の「キ-マン」です。

こんな接客をできる宝物のような従業員を雇用している店は幸せものですよ。

店長さん、上司の方、きちんと見てますか従業員さんの事を。

教育・指導は当然大事な事ですが、良い所をきちんと評価する事は重要です。

そうしないと『宝物』が逃げていきますよ・・・

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