一大事 

息子が小学4・5年生の頃でしょうか

学校のグラウンドの小山から駆け下りて軽度の靭帯を損傷した事がありました。

私が仕事から帰ると、足にギブスを付けた息子が元気なく座っていました。

「痛くないのか?」

と私が聞くと

「ちょっと」

と小声で答えるだけ。

その後、妻が別室で私に教えてくれたのですが

「足を怪我したから足が遅くなるかもしれないと落ち込んでいる」

という事でした。

息子は私譲り(誰も知らないでしょうからそういう事にしておいて下さい(笑))で足が速かったのですが、運動会の徒競走で1位をとる事ができなくなってしまうと思ったらしいのです。

私は

「無理をすると治りが遅くなる、完全に治ったらトレ-ニングすれば大丈夫」

と息子に言うと笑みが戻った。

今思えば息子にとっては大変重要な事だったのでしょう。

「1位を獲りたい、1位になった自分を私達に見せて褒めてもらいたい、喜んでもらいたい」と思ったのでしょう。

この時私は、「完全に治ったらトレ-ニングすれば大丈夫」という言葉で息子を安心させる事ができましたが

もし

「なに言ってんだそんな事くらい」とか「自分で怪我したんだから自業自得」のような事を言っていたら、息子の気持ちを傷つけていたでしょう。
因みに私の子供時代は、「自分でした事なんだから仕方ない」って平然と親に言われましたね。

大人にとって重要ではない事が、子供にとっては重要な事は沢山あります。

子供はデリケ-トです。状況、気持ちを考えてあげながら対処してあげる事が必要です。

この位の年齢の子供は、何かがあった時、悩んでいる時には一番の理解者は親であって欲しいのです。

甘やかし過ぎる事は良くありませんが、時には甘やかす事も必要です。

「私は貴方の事をきちんと理解していますよ」と子供に伝わる言動が必要なのだと思います。

そうする事によってその後、のびのびと成長する事ができるのです。

と私は思っています。

でも当時の私は、どれだけ子供の気持ちを理解していたのだろう・・・と今になって考える事があります。

遅いですけどね・・・(笑)

一大事 」への10件のフィードバック

  1. 一番の理解者は親であって欲しい。本当にそうですね。私も子供の頃、ずっとそう望んでいました。「甘やかす」と「寄り添う」は、違いますよね。素晴らしいお父様。早く良くなりますように。

    いいね: 1人

      • 実は自分の子どもや部下だけでなく、他人に対してもそう思っています。

        いわゆる人類皆兄弟というものです。

        私たち人間にも必ず2人の親がいます。

        親は2人ですが、その先のおじいちゃん、おばあちゃんまで行くと4人になります。

        ひいおじいちゃん、ひいおばあちゃんまで行くと8人。

        そのように親をたどって人数を数えると、それは倍々計算で凄い数になるのではないかと思って一度計算してみました。

        3代さかのぼって8人ですが、10代で1.024人、15代で約3万2千人、20代で約100万人、49代もさかのぼると、何と約560兆人もの親(先祖)たちとつながっているのです…

        いいね: 2人

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