<続>この決断!正しかったのか!?

高校1年生の春季大会からレギュラ-として試合に出場させてもらった息子は、夏季大会も1番センタ-でスタメンで出場する事ができた。

大会成績は2回戦敗退、まあ仕方がない。

2年生になり一時センタ-からサ-ドへコンバ-トされ、サードというホットコ-ナ-の重圧からなのか円形脱毛症になりながらも毎日野球をやっていた。

3年生になり最後の大会の前日のことだった。

「父さん、太ももの肉離れやったみたいだ」

続けて

「監督に話した方が良いだろうか?監督に言ったらベンチかな~
ちょっとテーピングして動いてみるわ」

と言って外に体を動かしに行った。

帰ってきた息子は

「動ける!やれる!大丈夫だ!」

とまるで自分に言い聞かせるように私に言ってきた。

息子は、私には自分の状況を言いたかったのだろう。

私の内心は、「無理して状態が悪くならなければ良いが、という気持ちと最後の大会だから出させてやりたいし、親としても観たいよな」

というのが本音だった。

ただ一番心配だったのは、息子が原因でチ-ムに迷惑がかからなければ良いがと思っていた。

「体の状態は本人しかわからない。駄目だと思ったら直ぐに監督に言え!まあ明らかに駄目だったら監督は直ぐにわかるだろうけどな」

「俺は観客席から観てるからな!」

と息子に話しをた。

翌日の試合、テーピングをして痛み止めを飲んで臨みました。

1番センタ-で出場です。

息子は4打数3安打と絶好調だった。

最初に出塁した時、盗塁のサインが出た。

結果はクロスプレイで「アウト」

試合は、得点までは記憶にないが勝利した。

翌日の第二試合は、強豪チ-ムとの対戦になり息子は1安打したものの
無得点で敗退した。

試合が終了してベンチ前に選手達が整列した。

私達がいる観客席に向かって

「応援ありがとうございました!!」

この声を聞いたと同時に、目頭が熱くなりながら拍手を送った。

因みに妻は、ぐしゃぐしゃの顔で「頑張った!頑張った!」と言い続けて拍手を送っていました。

この妻の顔を見た時は、熱くなった目がしらから涙がこぼれないように我慢をしていたのですが、こぼれちゃいましたね~。

この時送った拍手は、息子にだけではなく純粋にチ-ム全体への拍手と監督、部長への感謝の気持ちでした。

こうして息子の高校野球が終わりました。

同時に私達親も、又一つ親として子供にしてあげる事が減ったような寂しさがあったような気がします。

後で息子に聞いたのですが、

「盗塁のサインでると思ったんだよね~、あのアウトは足のせいではなくスタ-トのタイミングが遅かった・・・」

と言ってました。

私はこの時点でも、肉離れで試合に出た事が正しかったのか?と思っていた。

ただ息子の精神的な成長を感じることができましたかね。

反省は、野球ばかりやっていて勉強が疎かになり過ぎた事ですね(笑)

その数か月後、保護者参加の三年生を送る会のようなものが開催された時に
監督と私が最後の大会の話しをしていました。

息子が肉離れをしていてテーピングをして強行出場した事を話すと

「いや~わかりませんでした。あ~だから盗塁でアウトになったんだ~あいつがアウトになる訳ありませんからね(笑)」

「いや、父さんがそう言って息子が判断して出たんだからそれで良かったんです」

と言ってくれた。

監督は間違いなく気を使ってくれたのですが、その言葉で少し肩の荷が下りました。

進学の決断が正しかったかどうかは判りませんが、三年間の高校生活で息子が得たものはあったのではないかと思っています。
監督から学べるところも多くありましたしね。

私達 親も・・・

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