子供の頃クリスマスにケーキを食べた事がない。
「うちはクリスマスは関係ない」というのが両親の言い分だった。
理由はご想像頂ければ、おわかりいただけるのでは?と思います。
そんなものだから当然プレゼントもない。
クリスマスが近づくとテレビからは♬ジングルベル♬が聞こえて楽しそうだが私は例外だった。
そんな事もあり自分の子供には同じ想いはさせないと決めていた。
結婚をして男の子と女の子の二人の子供に恵まれた。
二人の子供がまだ幼稚園位のときだったと思うのですが、12月に入りクリスマスが近づく頃、営業で外回りをしていた私は、トイレを利用したホームセンタ-等でおもちゃを見る度に買ってしまった事がある。(この年だけですけど(;^_^A)
見る度と言っても2~3度位かな。
少ない自分の小遣いで買っていたので高価なものではないが私の財布は寂しいものになっていた。
しかし私の気持ちは充実感しかなかった。
買ったおもちゃをクリスマスプレゼントとして枕元に置いて寝るのですが
子供達が翌朝起きた時に
「サンタクロースが来た!」
と言いながら楽しそうな笑顔をみた時には親冥利につきる。
この笑顔が子供からの私達親へのプレゼントでした。
親として子供の笑顔、幸せそうな顔を見るという事は今も変わらず良いものです。
こんな事を想いだしながら妻に
「君の(君とは言いませんが(笑))笑顔を見ると幸せを感じるな~」
と言うと
「何か欲しいものあるの?そんな事言ってもプレゼントはないよ~」
と返ってきた。
余程、普段の行いが悪いのかな?
純粋にそう思っただけなのに・・・(;^_^A