2歳の娘は女性でした(笑)

長男誕生から2年後に長女が生まれた時の話しです。

娘か~と、ちょっと”うっとり”気分で病院に向かいました。

しかし、そこで見たものは、頭には黒々と髪が生えており、色黒のむっちりした赤ん坊でした。

正直私は、

”えっ!女の子だよね?” ”可愛くないぞ!?”

と、心の中で自分に問いかけました。もう、うっとり気分どころではなくなりました。(笑) 3,300g程で産まれた娘は成長が良く髪もしっかり生えていて、色黒だったものですから親が(私自身)ひいき目で見ても決して可愛いとは言えなかったのを覚えています。後で聞いたのですが、妻も、妻の両親も皆そう思っていたようです。私達に気を使い言えなかったらしいのです。しかし、見た目は別として我が子は可愛いかったです(笑)

その娘は、おかげ様で成長と共に可愛くなってくれました。(親のひいき目でしょうけど)長男が、2,700g程で小さくて髪も殆どなく色白だったものですから、長男の時と比べると、凄く成長した ”赤ちゃん” に見えたのだと思います。600g違うと全然違うんです。産んだ妻も、一人目と比べるとかなり苦しかったようです。これは、男の私にはわかってあげられない事でしたけれど。

出産に関してなのですが、私の友人は出産に立ち会い、奥さんの手を握っていてあげたそうです。

”何もできなく、どうしようと思った”

と言ってました。

娘は成長するにつれて ”ませて” いきました。

息子4歳・娘2歳頃のある朝、妻は用事があり朝出かけました。私は、子供達が起きてくると、着替えをさせて娘の髪をいつも妻がやっていたヤシの木みたいな髪にする為に、ブラッシングをしてゴムで縛ろうとすると

「〇〇(自分の名前)この髪型じゃないのしたいな」

と言いだしたのです。私は、ヤシの木ヘアにするのでさえ必死なのに他の髪型になんてできる訳もなく

「お母さんが帰ってきたらね~」

と言いとりあえず、ヤシの木ヘアにしました。ですが、ゴムをきっちり縛れなく、少しゆるい感じでしたが・・・

女の子は ”ませてる” なとその時感じました。”美”・”おしゃれ” を意識しているのですかね。本能なんでしょうか?それから私は、娘の髪型、服装に関して、可愛いものは「可愛いね~」と褒めてあげるように心がけました。(大抵のものは可愛いですけどね)

決して甘やかしていたわけではありません。

そうこしているうちに、妻を迎えにいく時間になったので子供達を車に乗せて出発しました。妻が待っている場所に到着すると、子供達は後ろの座席に身を低くして隠れています。(見えているんですが)妻が車に乗り込んでくると

「おかあさ~ん」

と満面の笑みで ”サプライズ”

子供達の精一杯のサプライズです。わかっていても嬉しいんですよね妻は。妻も満面の笑みで

「乗ってたの~ ただいま~」

と、子供とハグをして帰宅です。

子供って、親を喜ばすのが上手です。ホント。