テレビで電車に乗っているシ-ンを見て思い出しました。
今から25年程前に東京に出張した時の事です。
通勤ラッシュの時間帯に山の手線に乗車しました。
東京への出張なんて、そうそうある訳ではない私は改札口前の路線図を入念に確認をしてから切符を購入し、改札を抜けてホ-ム前列に立って電車を待っていました。
電車が到着して扉が開き下車する人波が途切れた瞬間に後ろから押され、私の意思とは関係なく体は車内の奥へ奥へと進んでいきました。
そこまでは良かったのですが、行きついた所は白のブラウスを着た若い女性の前。
その女性とは向かいあった形になり、後ろから人に押されながら進んで行った私はその女性に密着する状況になってしまった。
その女性はビールの高い靴を履いていたと思うのですが、172cmの私の顔の前に女性の顔があるような状態でした。
私は「これはまずい状況だ!」と思い、身動きするのが困難な状態で身体ひねって向きを変えようとしても変えられない。
仕方なく顔を必死に背けて、体も触れないように最大限努力しました。
おかげで首筋が痛くなり大変でした(笑)
かなり首に力を入れていたんでしょうね、しばら~く首筋が痛かった記憶があります。
状況的には仕方がなかったのですが、顔を密着させる訳にはいきませんからね。
でもその女性は下車する時に
「ありがとうございます」
って言って行って去っていったのです。
気が付いてくれていたんですね~
私の努力はこの一言で報われました(笑)
今の時代、「この人痴漢です!!」なんて言われて冤罪で逮捕!という事もあるようなので気を付けなくてはなりません。
私は痴漢なんてできる態勢ではありませんアピ-ルは必要なのかも?しれませんね。
こんな状況だから仕方がない!と思わずに、相手が女性であった場合はできるだけ配慮はしたいものですね。
目の前の人が男だったら!?
そりゃあ仕方がない
お互い様なので一緒に揉みクシャになりながらいくしかないですね(笑)