先日、こんなタイトルの新聞記事を読んだ事を思い出しました。
それというのも、30数年お付き合いをしているAさん夫婦。私達夫婦より20歳程上のご夫婦です。
私は2か月に一度病院に行っているのですが、そこで久しぶりにAさんの奥さんとお会いして話しをしたのです。
「ご主人はお元気ですか?」
と聞いてみると、12月に庭の冬囲いをしている時に木から落ちた事が原因で今はリハビリをしているというのです。
内容を聞くと
・冬囲い作業中木から落下
・頭を打ったので病院に入院検査
・特に異常はなかったので2~3日で退院
とここまでは良かったのですが、それから一週間程経過したある日の事
ご主人が真っすぐ歩けず、壁にぶつかったり転んだりするようになり又入院。
検査の結果、“慢性硬膜下血腫”という診断で即手術だったようなんです。
ご主人は、自分の体の異変に気付きながらも我慢をしていたようなんです。
医師曰く、直後の検査で異常を認められなくとも後に症状がでてくる可能性もあるので、何か異常があれば病院に来るようにと指示をしていたようです。
手術をして幸い命に別状はありませんでしたが、右半身に後遺症が残ったようです。
そのリハビリを現在しているとの事です。
この時期は滑って転倒する可能性があります。
うちの両親も含めてですが、高齢になるとその確率は上がります。
そこでですが、特にこの時期に出かける時は荷物はリュックに入れて背中に背負って歩くのが良いようです。荷物がなくてもリュックに多少何か入れて背負うのが良さそうです。
手荷物を持って歩くよりもバランスが良いのもありますが、後ろに転倒した時に背負っているリュックが頭を守ってくれるのです。(新聞からの受け売りです)
後ろに転んでもリュックがクッションになる事と、頭を打つ可能性が低くなると書いてました。納得です。
我が家の両親も調子が悪くても、なかなか直ぐには言わないんです。
いよいよ我慢の限界に近づいてから言ってくるので、症状が悪くなっているのです。
病院でこの話しを聞いて、頭の場合はとくに注意が必要だなと感じました。
人間って新聞記事等を読んで「なるほど」と思っても、ちょっと他人事のように考えてしまうところがあるので気を付けようと思います。身近にもあるぞ!!と。
同じような事があれば、経過をきちんと確認する事と本人にきちんと体の状態を確認しないといけませんね。
子供の務めとして、親には良い思い出を作ってあげないと・・・