映画が現実にならない為に

小学生の頃「日本沈没」という映画を観て、もの凄く怖かった事を思い出した。

調べると1973年公開の映画です。

記憶では、地震だったかな?火山の爆発だったかな?とにかく人間が黒焦げになったような映像があったと思う。

ただ黒焦げになった人間は、今の技術と比較すると完成度の低い作り物だったような気がする。
あくまでも今と比較すれば です。

しかし当時の私は、その映像を観て恐怖しかなかった。

この映画を観て日本は沈没してしまうと思った私は、勉強なんかしても何の意味もないと思うようになり、学校の授業を真面目に聞いていなかった。

単純な子供だった。

良く言えば純粋な子供だった(笑)

すると当然のように先生に叱られた。

叱られた私は堂々と

「いずれは日本が沈没するんだから勉強したって仕方がない」

と先生に向かって言った。

先生は呆れ顔で

「あれは作り話なんだよ 沈没なんかしないよ」

という言葉と同時に教室が笑いの渦に包まれた。

私以外の子供達は作り話、そう「フィクション」だと知っていたらしい。

笑いの渦になりますよね。

今、新型コロナウイルス感染者が増えています。

このまま感染者が増え続けると、子供の頃に観た映画が違う形で現実になってしまう。

それも日本だけではない。

感染者が増え続けている。

子供の頃に観た映画のようにならない為にも

・マスクの着用

・三密を避ける

・手洗い、うがいの励行

・アルコ-ル消毒の実施

これを確実にやりますよ。

そして又、笑いの渦を巻き起こしてやる・・・(笑)