違和感を感じたら

少し前から背中に違和感があった。

ある日、家のソファ-に横になった瞬間、背中に痛みが走った。

妻に背中を見てもらうと、できものが炎症をおこしているようだという事。

翌日、病院(皮膚科)へ行くと

『炎症性粉瘤』という診断。

<これです 汚い背中ですいません>

医師の説明によると

初期段階の粉瘤は通常痛みはなく、触るとしこりのようなものが感じられる程度。

しかし私の場合は炎症を起こして赤く腫れあがった状態で痛みも伴っていました。

細菌による感染症を治療する抗生物質の服用で良くなる場合もあるとの事で、5日間服用後に受診するように指示された。

結果、服用だけでは改善が見られないという事で切開する事になった。

背中に数か所麻酔をして即切開。

「少し深いところから掻き出します」と言った瞬間に刺すような痛みが走ったが我慢。

しかし、こういう時の看護師(女性)さんは患者を見てますね~。

ベットにうつ伏せになっているので私の顔は見えない筈。

それなのにタイムリーに

「痛いですか?」

と聞いてきたのです。

私が「少し」と

答えると

「そうだよね~」

「我慢できない時は言って下さいね~」と

ちょっと微笑んでいる感じ。

優しいんだか優しくないんだか(笑)

刺すような痛みが走った時に、若干手に力が入ったのが自分でもわかったのですが、それを看護師さんは見逃さなかったんだと思います。

仕事だとはいえこの洞察力には頭が下がります。

因みに私がこの皮膚科を選んだのは医師が私好み。

男の医師なんですが、症状や普段のケア方法等の説明が簡潔で処置が早い。

今回も

「切開しないと駄目ですね、次回やりますか」

と言ってきたので

「今日は駄目ですか?」と私が聞くと

「そうだね次回より今やった方が良いね、時間あるの?」

という具合で直ぐに切開をしてもらう事になった。

『ぶっきらぼう』な感じがする時もあるけれど、決して人は悪くないと私は思っています。

プラス看護師さんの患者への配慮が行き届いている。

私の知っている限りですが、6人位の看護師さん全員がそうなんです。

これは病院の教育なのか、個々の人間性なのかは分かりませんが患者にとっては、これ程安心できるものはありません。

こういう病院があると体に異変を感じた時は早めに受診しようと思える。

それはさておき

この粉瘤ですが、しこりができた時に、あまり触り過ぎると皮膚(毛穴)から細菌が入る事もあるようで、私のように炎症を起こす事があるようです。

私の場合、乾燥肌で背中にかゆみを感じる事があるのですが『まごの手』をよく使うのです。

これが良くなかったのかな~?

何にしても早めに病院に行った事で、背中の痛み・違和感がなくなったので快適です。

切開後は、痛くもなく順調です。

これで背中を気にせずにゆっくり眠る事ができます。

でも朝早くに目が覚めるんですよね。

目覚ましが鳴るまで寝てみたい・・・(;^_^A