ある日妻を見ると初めて目にする服だったので
「買ったの?」
と聞いた。
「あまり高くなかったから・・・」
とちょっと言い訳っぽく返事が返ってきた。
「いやいや 値段の事を言ってる訳じゃなくて 見たことない服だからさ いいんじゃない」
と返すを妻が笑顔になった。
妻がこんな言葉を返してくることは初めてではない。
妻は頻繁に自分の物を買う女性ではない。
なので私は「余程気に入ったのか、着るものが無くなったのか?(笑)」
と思っているので文句を言うつもりは毛頭ない。
妻が綺麗になってくれるなら私としては文句を言う筋合いはない(笑)(笑)(笑)
しかし妻は後ろめたさがあるかのように「高いものは買ってないからね」という感じである。
私は基本的に、何を買っても生活に支障がでなければ問題ない。
最初は妻の性格なのかな?と思っていたのですが、脳科学者である『中野 信子』さんの記事を読んで納得した。
「服かったの?」の問いに「高いものは買ってないからね」は正にそういう事のようだ。
男と女の脳の違いだ。
全員の女性が該当する訳ではないとは思うが妻にはぴったり当てはまった。
最初は脳科学?と思っていたし正直あまり信用をしていなかった。
親の躾、育ってきた環境で人の性格は形成されるのでは?と思っていた。
しかし、脳も関係していたとは。
100%信用する訳ではないが多少参考にするに値すると思った。
結婚して33年が過ぎ年が明けると34年になるが、何年経っても新しい発見があるのかも知れない。
妻は私の事を常にそう思っているのかも知れないが(笑)
私はウインド-ショッピングというものは好きではないのですが、ある時から妻と外出をした時には一緒に見て歩くようになった。
一緒に見ていると「あ~これ欲しいんだな~」とわかる時がある。
その時は
「買ったら よいよ」
と言うのだが
「いや いいわ~」
と言葉が返ってくる。
この言葉の中には「私だけこんな高い服買えない」と思っているのはわかったいるので(我が家にとっては高いという事で決して高価ではありません(;^_^A)
同じ事をもう一回言う。
そうすると3回に1回いや5回に1回くらいは購入しますかね。
これは妻の性格と台所事情を考慮しての事です。
私がこういう行動・考えられるようになったのは結婚して20数年近く経ってからです。
言葉が少し違いますが妻に対しての遅咲きの中年かな?・・・(笑)