あるブログを読んで納得させられました。
風呂になかなか入らない姑をデパ-トに買い物に誘ったそうです。
でも、デパ-トに買い物へ行く人は皆お洒落で綺麗にして行くのでお風呂に入ってから行かないと恥ずかしいよと諭して連れって行ったそうでです。
年齢を重ねると頑固、自己中心的になるのかな?我が家にもいるな~と思ったのです。
私の父なんですが、典型的な自己中心的人間です。
例えば
冬に母親が部屋にいるにも関わらず自分が出かける時にスト-ブの電源を切る。
外出先から一緒に帰ってきて玄関の扉を開けて自分が入ってしまったら、後ろに誰が居ても閉める。
22:00以降シャワ-を使われると、うるさくて寝られない(我が家は、私達が2階で私の両親が1階の二世帯住宅)と言いながらも、自分は夜中にトイレに起きた際には、扉を「バタ-ン」と皆が目を覚ます位の音を立てる。
これが又、悪意があるわけではなく自分の事しか考えていないので周りが見えていないのです。
この父にある時、車の運転をそろそろ止めるようにいう事にしたのです。
行動にもともと落ち着きはなかったのですが、今までに家の車庫のシャッタ-を5回程ぶつけて壊していますし(自動シャッターが開くのを確認せずに発進した為)一番は高齢で危険ということです。
「もう車の運転は危険だから止めてくれないか?」
と私が言うと
「じゃあタクシ-代よこせ!」
これが一言目です。
唖然としました。
続けて父親は
「月に2回は病院に行かなくてはならないし、母さんも病院に連れて行かなくてはならない」
「高齢者の事故が多いのは、ブレ-キとアクセルの踏み間違いが原因なんだ!俺は、しょっちゅう運転しているから間違わない」
と言うんです。自分が見えていない、わかっていないのです。
私はその時、つい感情的になり口論になったのですが、今は何を言っても駄目だと思い一度引き下がり二階に行きました。怒りの気持ちを抑えながら・・・
それから暫くして、前段に記述したブログを読んだのです。
なる程こうな感じに言うと良いんだね~と感心しました。
その後、言い方を少しずつ変えながら言っているつもりですが車の運転はまだしています。しかし、以前に比べると激減しています。先日は、私が平日休みで家に居ると母親を使って
「出かけたいが車を出して欲しい」
と言ってきたので一つ返事で送迎をしました。
ちょっと進歩したかな?と思っています。
父親が運転して出かけるのも、ほんの近距離ではあります。
多分ですが、私が車の運転を止めるように言った時に父親はプライドが許さなかった部分があったのかも知れません。息子から上から目線で言われたと思ったのでは?と今思っています。
私も反省をするところではありますが、家族は心配しているという事は理解して欲しいですね。
こんな事を書きながら思いましたが、実の子供がこんな思いをしているのですら、私よりも長い時間接点がある妻には苦労をかけているという事ですね。
感謝してます・・・