左眼の調子が悪くなり眼科へ行ってきました。
病名は飛蚊症でした。
加齢によるもので眼球には異常なし
但し今見えている黒点(飛蚊)が増えたら(1個・2個ではなく砂のように沢山)直ぐに受診するようにという事。
とりあえず安心したのですが、右眼に問題が・・・
25年程前(32歳位の時)に右眼の矯正視力が出ないので眼科を受診すると、ある総合病院を紹介されて検査をしました。
診断は、網膜に傷がついているという事。
原因はっきりわからないが、眼に強い刺激を受けたりするとこういった症状になる事がある。
と言われたんです。
その後、経過を観察するから1年後に受診するように指示があったのですが、当時の私は忙しく(今思うと言い訳ですが)1年後に病院へ行けず3年程経過してから受診しました。
すると私を診察してくれた担当医は既に在籍しておらず他の医師が診察してくれた。
その結果
「右眼の奥に確かに何かありますが、3年経過して状態に変化がないですから様子をみましょうか」
という事だった。
「定期的に受診する必要は?」
と聞くと
「必要ないです」
という診断だったので安心していた。
ところが今回の診断は
「ん~ 黄斑変性症(加齢黄斑変性症)だね」
という診断だった。

黄斑変性症(加齢黄斑変性症)とは
加齢とともに、眼球の中で視力をつかさどる網膜の中心部分に位置する直径1.5mm~2mm程の小さな組織である
黄斑に老廃物が蓄積されたり、黄斑部に新しい血管が生じ障害される為に物が見えにくくなる病気。
こう説明された。
続けて
はっきりとはしていないが20代で発症する事は少なく、30代・40代と加齢と共に発症する確率が高くなることから加齢黄斑変性症というらしい。
進行する可能性が高いので定期的(3ヶ月毎)に受診するようにと言われた。
今回診察してくれた医師は私と波長が合うタイプで、物事をはっきりと言ってくれる。
「進行するとドーナツ状に穴があいたようになり、真ん中が見えなくなります」
「治療方法がない訳ではなく眼球に注射を打つという治療がありますが、100%効果がでるかはわからない。それと高額なんです」
と説明が始まった。
<説明内容を箇条書きにすると>
・眼球注射 1回 50,000円(社会保険適用後)
・1クール 3回注射 合計 150,000円
・効果が無ければプラス1クール=150,000円
・効果がでるかは神頼みみたいなもの(これは医師が言った訳ではなく私の見解です)
高額な治療だが治る保障はないという事だ。
ただこの医師は私に写真を見せながら細かく説明をしてくれた。
良い医師に診てもらわないと駄目だな~と思った。
某総合病院の医師は何だったんだ!
と思ってしまいます。
今回の件で反省した事があります。
それは眼鏡をかける時に病院へ行かずに眼鏡店へ行き、視力測定をして眼鏡を作った事です。
視力測定をした後に眼鏡の度数をレンズを入れて合わせていきますが、その時から右眼の度数が合わずに強制視力がでなかったのです。
それを眼鏡店の方に言うと
「同じような方がいらっしゃいますが、その内矯正視力がでてきますよ」
と言ってくれたので別に疑問に思わなかったんです。
それに普段の生活の中では不自由をする事(両眼で見ると不自由な事がない))がなかったので、その事についてあまり深く考えなったんです。不覚です(おやじギャグを入れている場合ではない(笑))
もし視力が下がったら
「眼鏡屋さんに行くか」ではなく
まずは
眼科へ行く!!
これを守りましょう。
眼科医にしっかりと診察をしてもらい指示に従いましょう!
そして
「眼鏡かけなさい」と言われたら
眼鏡屋さんへGO!!
ですね。
<特に原因が思い当たらず以下の症状のある方>
・矯正視力がでない
・視力測定時に何となくわかるが、鮮明に見える訳ではない
・視力が安定していない
(測定するたびに変化する 良くなったり・悪くなったり)
・下の写真(方眼のような)の白い点(○)を見つめた時に視界に入る線が歪んで見える部分がある

以上の症状があった時は眼科を受診する事をお勧め致します。