前にも書きましたが、我が家の猫は息子の事が大好きです。
二階に居ても玄関の扉を開けた音を聞いて、その音が息子だという事を確信すると走って迎えに行く。
二階の居間を出ると左に曲がらなくてならないのですが、焦って走って行くものですから床が滑り曲がり切れずに転倒する事が時々あります。
人間だと「いた~い」なんて事を言いながら、体をさすりながら立ち上がるのでしょうが、さすが猫です。
何事もなかったように体を立て直し素早く玄関へ行って
「ごろにゃ~ん」
と息子に甘えております。
まさに猫なで声で・・・
こんな猫なんですが
朝、家族の中で一番早く私が起床すると、どこからともなく鈴を鳴らしながら走ってきます。
そして私の顔を見るなり
「にや~ん」と
か細く鳴くんです。
そんな顔を横目に見ながら私はシャワ-を浴びに行きます。
シャワ-を浴び終わり扉を開けると座って待っていました。
「にゃ~ん」
私には「ごろ」がつかず「にゃ~ん」なんです。
この「にゃ~ん」を訳すと「ご飯ちょうだい!」なんです。
いつも私が一番早く起きてご飯をあげるものですから、『この人はご飯をくれる人』となっているんです。
ただ面白いのは、ご飯をあげて私はトイレに入ったのですが用を済ませ扉を開けると
「ころにゃ~ん」
と鳴いて待っているんです、「ごろにゃ~ん」ではなく「ころにゃ~ん」です。
「ごろ」まではいかないんです。
どうやら朝まで皆寝ていたので、早く起きた私にかまって欲しいようです。
顔の近くに手を出すと顔を擦り付けてきます。
この瞬間は可愛いんですけどね~ 調子に乗ってこっちから手を擦り付けすぎると
「フ~ッ!!」
と怒るんですわ。
なんだお前は!って感じです。
でも同じ事を息子がやっても「フッ~」と怒る事はないんです。
朝家を出る時間は息子の方が早い事が多いのですが、我が家の猫は息子が仕事へ行く支度をして出てくるまで息子の部屋の前で出待ちをしています。
そして部屋の扉が開き、荷物を持って出勤しようとする息子の足にまとわりつきながら顔を見上げて
「ごろにゃ~ん」
と鳴いて階段を降りて行く息子を見送るのです。
何故か見送りは玄関までではなく二階の階段までなんです。
その後に私が出勤するのですが私には同じような事はありません。
ただ、妻に見送られながら階段を降りるのですが丁度階段を降りきると鈴の音がするんです。
私が振り返ると
こんな感じです。

ほぼ毎日これなんです。
私が出勤して家から居なくなる事を確認するのでしょうかね~
覗きながら・・・(笑)