接客教育は重要だと思います

最近、オ-プンしてから1~2年程で閉店する事が増えているという記事がでていました。

私は1年程前から強く思っている事があるのです。

働き手が少ない中、新店がどんどんオ-プンしている。

コンビニ、回転寿司、牛丼屋等々。

オ-プンを決めても人材がなかなか集まらない状況だと聞いていました。(知人のオ-ナ-から聞いていました)

とあるオ-プンした店に買い物にいくと、店は綺麗で素晴らしい。

オ-プン記念でお買い得商品があり、客にとっては満足いく買い物ができるはず・・・なのに、私は満足できなかったのです。

それは、接客の悪さ。

早朝に入店したのですが、店に入ってすぐ目に入ってきたのはレジカウンター内での店員同士の楽しそうな会話(まあ おしゃべりですね)

店内に客がいない状態だったので良いとしても、その時の店員は自動ドアが開いた瞬間に間違いなく入り口を見たのですが、直ぐに目を戻し、おしゃべりを続けたのです。

私は呆れました。多分ですが教育されてないんでしょうね。

人材が集まらず、頭数を揃えたのかな?と、その時思ったくらいです。

その店員は、商品をレジに持って行っても

「いらっしゃいませ」

もなかったのです。帰る時は

「ありがとうございました」と言った瞬間くらいに店員同士の笑い声が聞こえてきました。余程、本部にクレ-ムを入れようかと思ったのですがやめました。

その店に買い物に行かなければ良い事ですから。

経営者の皆さん、まだクレ-ムが入れば(クレ-マ-は別として)現状の把握ができますから改善できます。しかし今は、「あそこに行くのやめよう、他にも店があるから」という人が増えているかも知れません。私の周りには多いですね。

これが一番怖い事だと思います。

人が育つ前、教育が終わる前にお店がオ-プンしているような気がします。

私は、接客業をやっておりました。数十年接客業をなさっている先輩方もいらっしゃると思いますので偉そうには言えませんが、レジカウンターの中は待機の姿勢で客を待っていなくてはならないんです。作業をしてる場合もあります。

笑いながら話している場所ではないのです。

待機の姿勢とは、手は体の前で組む。この場合、どちらの手が上にくるかという事なんですが、二通り意味があります。

左手が上・・・利き腕の右手(あくまでも右利きが多いから)を隠す事によって、客に対して「敵意はありませんよ」という意思表示

右手が上・・・利き腕の右手(あくまでも右利きが多いから)を上にすることで、「いつでもお手伝いします」「すぐに手を指し伸ばします」という客にたいしての思いやりの気持ちが入っていると私は、新人販売員の時に教育されました。(あってるかな・・・?)

ここまでは望みませんが、腕を後ろに組んだり、カウンタ-に手をついたりしているのは駄目!!だと思いますよ。

マニュアルを重視して教えているようですが、接客の基本は教えるべきだと思います。

オ-ナ-さん!!従業員さんを厳しくしなさいとは言いませんが、最低限の教育は必要ですし大事だと思います。

こんな事も閉店の原因になっているのでは?と思う事があります。

こんな事を思うのは私だけでしょうか・・・