ちょっとした楽しい一日のスタ-ト

よく行くコンビニの店員さんで50歳代の明るい女性がいます。(Aさんとします)

入店すると、どこからともなく

「いらっしゃいませ~」

声が聞こえてくる。

この声を聞くと「Aさん居るんだな」と思う。

特に親しいわけではないが、顔を覚えてくれたようでレジへ行くと

「これから仕事ですか?気を付けて行ってらっしゃい」等と言ってくれる。

決して悪い気はしない。

そんなある時レジに並んでいると、前に私と同じくらいの年齢の男性が精算をしていたのだが

Aさんが

「こちらレシ-トです」と言った後に

「今日は良い事あるかもしれないですよ!」

と笑顔で言っていた。

男性は

「そうだね、これ絶対良い事あるわ~ Aさんのレジでこれだものね」

と言って笑顔で店を出て行った。

次は私だったので気になって聞いてみると、精算金額が 777円 だったらしくレシ-とを渡しながら、さっきの会話になったという事だった。

このAさんは顔なじみで会話をしてくるお客さんには、こんな頓智をきかせて楽しませてくれる。

しかし、こういった事を好まない人にはマニュアル通りの接客をしま~すと言っていた。

客を見抜く目を持っているようだ。

別な日に私は仕事の途中であるコンビニで買い物をした。

そこのレジは、商品をスキャンした後はレジにタッチをして自分で精算をするタイプで、レシ-トが客側に出てくる。

セルフレジというやつですかね。

私はレジで精算をしてレシ-トを受け取ると

333

333円

ほ~こんな事あるんだなと思いながらAさんの事を思い出した。

333円の時は何と言うのかな?

333は何もないか・・・。

このタイプのレジはコロナ禍の今、接触を避けるという事でも時代にマッチしているのでしょう。

ここで「何となく味気ないな」なんて思ってはいけないんでしょうね、何でも自動化されてきている世の中ですしね。

接客は人の心を豊かにしてくれる事があります。

機械はどうかはわかりませんが、機械に怒って気分を悪くする事は避けたいですね
上手く使えなくて・・・(笑)