私が小学1年生の頃(昭和46年)の事です。
あまり裕福ではなかった家庭で育った私は、月に1・2度買ってくれる
バニラカップアイスクリ-ムが大好きだった。
私はそのカップアイスクリ-ムを まずは半分を普通に食べる。
その後、残りの半分を木のスプ-ン(当時はヘラと呼んでいた)で混ぜる。
すると、今でいうシェ-クのようになる。
これが旨かった。
しかし、母親はそれを見ていて
「なに汚い食べ方しているの やだね~」
と言ってきた。
私は
「この食べ方が旨いんだ 一つのアイスで二度楽しめるんだ!!」
と豪語していた。
そんな私を母親は
「変な子だね~」
と首を傾げていた。
しか~しっ!!
正式にいつ発売になったのかは知らないが、私が子供の頃に楽しんでいた「シェイク」いや「シェイクもどき」は今商品として発売されているではないか。
当時母親の見解はそうだったのかもしれないが今はヒット商品だ。
私だけかな?こう思っているのは。
大人の常識で偏見を子供に言ってはいけない。
あの時
「あら~なにしてるの?美味しいの?お母さんにも一口頂戴」
とでも言ってくれたら子供(私)どんなに喜んだだろうと思う。
もしかしたら、この事がきっかけで食に対して様々な角度から研究をして
創作料理の有名料理人になっていたかも?しれない。
まあこれは冗談だが
子供デリケ-トである。
特に親は子供に発する言葉は慎重になった方が良い。
子育てをしている方は注意をした方が良いのではないかと思う。
因みに「シェク」は私の大好物!
冬でも「シェク」単品で買います。
休日 妻と出かけると妻が
「コーヒ-飲みたいね セブンかマック行かない?」
と言ってくる。
私は勿論「シェク」が飲みたいのでマックへ向かう。
マックへ行くと妻も「シェク」を頼んでいる。
コーヒは買わずに。
「コーヒ-とシェク両方買うのは贅沢だからね~」
という妻。
そんな妻に私は
「シェクは太るからコーヒ-の方が良かったんじゃない?」
と言うと間髪入れずに
「いいの!!」
とふくれていた。
少しの愛、車中の狭いスペ-スの空気が悪くなった・・・。
妻はデリケ-トである。
特に旦那は妻に発する言葉は慎重になった方が良い・・・(笑)