ある大手小売り業の店舗で買い物をした時の事です。
スマホのアプリに割引券が届いていました。
別なチェ-ンストアで利用した事もあり利用できる事はわかっていたのですが、念のため妻は
「これ使えますか?」
とレジの女性従業員に尋ねた
すると
「えっ!何これ 始めて見た」
アプリには利用しているチェ-ンストアの他に、別の系列の店舗名も書かれていたのですが、それを見ながらその従業員は
「これは、別の系列でしか使えません」
と言ってきたのです。
そこで私は
「〇〇店では使えましたけれど、こちらは使えないの?」
と言うと、慌てて横から一人の女性従業員がきてアプリの画面を確認
「これ使えますよ 書いてありますよ」
と最初に対応をした従業員に諭した後に、私達に向かい事務的に
「申し訳ありません、ご利用頂けます」
と言い直ぐにその場から去って行った。
その後、最初に対応した従業員がアプリのバ-コ-ドをスキャンすると読み取り完了(最初からバーコードが表示されていたので、スキャンして確認をすれば良かったんです)
従業員は
「あっ!本当だ」
と言いながら、謝罪もなしで作業を続行しました。
接客の教育を受けたのかな?
このレベルの低い接客に私達は特に怒る事もなく、ただただ呆れて何も言う気持ちになれず買い物を済ませました。
この出来事どう思われるでしょうか。
従業員の接客教育ができていないのは勿論なのですが、もう一つ問題があるのです。
最近はスマホにお店のアプリを登録すると、ク-ポンが届き、お得な買い物ができるようになっていて消費者にとっては大変喜ばしい事です。
しかし、肝心のお店の従業員が把握していない事があるような気がします。
実際に私達は何度か体験しています。
これは、店側(企業側)に問題がある。
店側が従業員に周知徹底ができていない。
要は教育等が行き届いていないという事になります。
折角、集客を増やし、売上を増やす為に販売促進を講じても、これでは逆効果です。
新しい販売促進物があり過ぎて従業員が対応しきれないのであれば、その販促はやめるべき。
又、その状況を店側がきちんと把握するべきなのだと思います。
今回のケ-スは、従業員の接客態度は論外だと思っていますが、店側の教育・周知方法が一番の問題だと思います。
因みに、以上の事を責任者に話したいと思い、別のフロア-で従業員に話しをすると
「今 連絡をとりましたが責任者全員忙しいようで誰とも連絡がとれません」
と言われ、ここでまた呆れてしまい笑顔で
「じゃあいいで~す」
と帰ってきました。
クレ-マ-だと思われたのでしょうか?
そもそも責任者誰一人として、この事態に対応をする人が居ないのはどうなんでしょう?
人材不足なのでしょうかね~。
大手企業で業績が良いという事に胡坐をかいていては大変な事になるのでは?
と思いますけどね・・・。