今年も後わずか。
我が家の問題児について回想してみた。
それは二世帯で暮らしている父親だ。
呆れる事がいくつもあった。
その中の一つ
北海道の田舎ににある一戸建ての我が家。
1階は私の両親 2階は私達夫婦と息子が住んでいるのだがエアコンがなかった。
夏は窓を開けて扇風機を使っていたのだが、限界を感じていた私は今年はエアコンを設置する事にした。
1階にもエアコンが無い為、設置してあげようと思い父親に聞くと
「窓を開けて扇風機を使えば大丈夫だから要らない エアコンは身体に悪いから」
という返事だった。
何度も確認をしたが返事は一緒だった。
もともと父親は自己中で人の意見はまず聞かない 特に子供である私の意見は・・・
そんな父親の事を好きではない いや幼少のころから嫌いだった私は、本当は別に聞く必要もなかったのだが高齢なので体調を崩しかねないと思い仕方がなく聞いた。
「エアコンは身体に悪い」
と言った時に
「別に身体に悪くはないよ 冷たい風を直接当てると良くないだけだ」
と説明しても
「いやいや あれは身体に悪いんだ」
と さもお前(私)より俺は知識があるのだと言わんばかりだ。
呆れた私は2階は設置する旨を伝えてその場を去った。
その後 エアコンを設置した2階は快適
しかし問題は1階だ。
当然だが暑い。
父親がとった行動は
窓全開 玄関も全開にしたのだ。
母親曰く玄関を開けても あまり変わらないようだが開けるとの事。
この行為に私から
見知らぬ人が侵入しても気づかないのだから玄関を開けるなら玄関フ-ドは施錠するように言った。
この注意に父親は
「こんな田舎にそんな人はいないけどな」
と人を小馬鹿にするように笑ったが施錠をさせた。
だがこの数日後に私は父親を怒鳴り散らす事件がおきた。
私が仕事から帰宅すると妻が
「お父さん(父親) 夜中も玄関を開け放しているみたい 私嫌だ 怖いよ」
と言ってきた。
これを聞いた私は直ぐに1階にいき父親に注意した
「日中は仕方がなく玄関フードの施錠をすれば良しとしたが夜中は駄目だ。フードの鍵なんて壊そうと思えば簡単にできる 泥棒に侵入してくれと言っているようなもの。夜中は閉めろ!そんな事常識だ!
警察だって防犯上はNG 見つけたら注意する行為だぞ。この家には親父一人が住んでいる訳じゃない。
何かあったら皆に迷惑がかかるんだ!!」
と言い放った。
すると父親の口から出た言葉は
「フードの鍵は壊そうと思ったら壊せるが常識で考えろ そんな事する奴がいる訳がない!警察がそんな注意する訳ないだろう なに言っているんだお前は」
どうしようもない馬鹿である。
「あのな 泥棒には常識がないのよ 警察は防犯については常に呼びかけている 知らないのは親父だけだ!」
と私が言うと 何も言えなくなった父親は
「ここは俺の家だ!!」
ある意味 天下の宝刀だ。
父親にとっては切り札なんだろう。
しかし私も家のローンは払っている だから父親だけの家ではない。
父親の家だと言うのなら別に出て行っても良いのだが高齢の両親を置いていく訳にはいかないから一緒に住んでいる。
私の父親は昔からこうである。
自分を常識人のように言っているが内容は非常識なことばかり。
人に質問を自分からして返答してもらうと
「そうなんだよな そうそう」
とさも知っているかのように。
素直に「そうなんだ」という言葉を聞いた事がない。
父親に関しては多くの出来事(事件)があったが、この事が一番かな~
いや~今年も疲れた。