5月に結婚35年を迎えた。
つきあっている期間をいれると約40年になる。
妻は娘に
「お父さんは、お母さんがお願いした事は、かなりの確率で忘れているのに髪型・服・化粧が変わると直ぐに気付くんだよね~」
と言っていたらしい。
髪型・化粧が変わったらわかるよ俺は 毎日見てるから違いには気づくよね。
服だって同じ。
でも、内緒で買ったら駄目だとは一度も言った事はないし
「買って良い?」と聞かれて駄目だと言った事は無い・・・と思う。
家庭のやりくりは妻に任せているので
「欲しかったら買えば良い 普通に生活ができるな良いよ!」
と言っている。
こう言うと凄く裕福な家庭に聞こえるかもしれないが、そんな事はない。
私は普通のサラリ-マン、妻もパートで生活を支えてくれている。
ただ二人の子供は社会人なので、これからは孫になにかしてあげるか(まだいませんが9月に誕生する予定)老後の生活の為に働いているというところかな。
子供たちが社会人になるまでは、それなりにお金がかかった。
いくら社会人になったからといって全くかからなくなった訳ではないが今は違う。
パ-トで自分が稼いだお金で服を買ったっても何の問題もない。
私はそれで良いと思っている。
休日に出かけると、靴・服・鞄のショップで足をとめる妻。
少しの時間眺めて
「行こう!!」
という。
プライスを見るとセールなのか少額 2・3千円。
「欲しいの?こんなに安いのだから買えば?」
と言っても
「いや いい」
と言って歩いて行く。
でも戻って
「良いの?」と聞いてくる。
こんな事が何度あっただろう。
私は今でも妻を一人の女性として見ている。
妻を引き立たせる?いや表現が間違っているな。
可愛く?これも違うか。
素敵に?これも違うような気がするが(笑)
要は自分の妻が いつまでもそれなりに 可愛く?いてくれるのは悪い気はしないし
いつまでも女性を忘れずにいて欲しいと思っているので、それなりに着飾るのは悪い気はしない。
んっ?なにか言っている事がおかしいな(笑)
こんな私だが家庭内のイベント事は意外にも忘れない。
結婚記念日には必ずケーキを買って帰った(買わない事もあったかな・・・)
35年目には・・・と決めている事があった。
私は半年前から準備を始めた。
私たちが結婚式を挙げた(正式には披露宴ですかね)ホテルを予約。
準備したのはこれだけだが・・・。
妻には
「〇月〇日(結婚記念日)は外で御飯食べてホテルに泊まろう!」
とだけ言っておいた。
そして当日。
私はいつになく定時に仕事を切り上げ帰宅。
キャリ-ケースを車に積込出発。
到着したホテルを見た妻は
「わ~結婚式を挙げたホテルだ~」
と満面の笑みだ。
「成功だ 私の計画は・・・」と私は得意満面になっていたのを妻は気づいただろうか。
フロントでチェックインの手続きをすると
「〇〇様 本日広めのツインをご用意させて頂いておりますので ごゆっくりおくつろぎ下さい」
という言葉と笑顔で私達を迎えてくれた。
実は私、予約する時に宿泊日が結婚記念日である事を伝えていた事もあり
ホテル側が粋な計らいをしてくれたようだ。
部屋に荷物を置いてから予約した店に行くためにホテルを出た。
外は雨。
天候も私達を祝福してくれているようだ。
何故かというと35年前の結婚式を挙げた日は土砂降りの雨だった。
「土砂降りではないが 同じだ!!」
私達には当時の事を思い出させてくれる最高のプレゼントだった。
相合傘で15分程歩き店へ到着。
この予約した店 実は私が予約した訳ではない。
勤務先の社長と飲んでいる時に「結婚35年で・・・」と話しをすると
ある店を予約してくれたのだ。
その店で食事をしながら35年前の結婚式の事、子供たちの事等の昔話をしながら
2時間ほど過ぎた。
お腹も満たされたし、ほろ酔いになったところで
「そろそろ帰るか」と妻の顔を見ながら
「いくらですか?」
というと
笑顔で
「少しお待ちください」
と 待つこと2分程。
「実はお代は頂いております 社長から」
ここで妻 感激。
私 恐縮。
なんとまあ記憶に残る記念日になった。
基本 亭主関白な私。
よく35年も一緒にいてくれたものだと感謝している。
来年はどうしようかな・・・。
素敵なご夫婦ですね🎵
孫が生まれるとなにかといるかも、、、
娘なら特に、ベビーカーからお布団からお洋服から、、、買ってあげたくなるものだと思います。
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ありがとございます。
孫には そうなっちゃいますかね。
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ホロッとしました🥹お二人に乾杯!🍻
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ありがとうございます!
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素敵な奥様と優しい旦那様❤素晴らしい結婚記念日になりましたね✨
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ありがとうございます。
記念日らしくなったかな?と思ってます。
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