年始の回想録

あけましておめでとうございます。

私 歳男の今年60歳。

一般的には厄年でお祓い・・・

と言っているが、あまり気にした事はない。

こんな私なので今まで一度も厄払いをした事がない。

災難・障害は無かったというば嘘になるが

それなりに乗り越えてきたつもり。

こんな私だが厄払いを否定はしない。

私はした事がないだけだ。

その災難だが

1月1日 20時から私は会社の事務所にいる。

仕事です。

これが災難ですかね。

こんな事を考えているうちに30年近く前に勤めた会社の社長を思い出した。

社員70人程の会社のオーナ-社長だ。

奥さんが経理部長。

私は営業部次長だった。

虚勢を張る人で、自分が気に入らない事があると大声で叱責してくる。

ただこれは自分では叱責だと思っているかもしれないが、こちらからすれば理不尽な事を言われている

だけ。

なので私はいつも反撃していた。

反撃と言えば言葉が悪いが社長からすればそうなのだろう。

ただ嫌いではなかった 多分社長も。

この人、何かにつけて社長室に呼んで説教をする。

その時の事で思い出して笑える事がある。

①お前達 新人が入ったら「ワンツ-マン」で丁寧に教えてやれ!!                                                          

 はいはい「マンツ-マン」ね

②俺は社員とその家族を預かる社長なんだ。
 その大切な社員と家族を「怒涛」に迷わせるような事はできないんだ!

 荒れ狂ってどうするの「路頭」に迷う だわ!!

なんて始末。

他にも

〇穿った見方 と言おうとした筈 ✕おだった見方
〇眼福    と言おうとした筈 ✕感服         
                      等々

この時は笑いを堪えるのに必死だった。

ただ、この時に思った事は

知ったかぶりは恥をかく。

常に勉強が必要だなと。

ある意味、反面教師になってくれたという事で感謝。

ただ私は今でも勉強不足が多々あり日々反省している。

こんな社長だったが、出張というと私を同行させるのだが

出張中は

「腹空いてないか?」

「これ奥さんに土産だ」

と優しく気遣いをしてくれた。

もう亡くなって10年程経つだろうか・・・。

年始の回想録」への6件のフィードバック

  1. あけましておめでとうございます(^_^)
    瞬間激情の社長の扱い方を熟知しておられて、ゆうび商店さんの方が楽しんで来られた様ですね。普通の人ならビビッてしまうでしょう。
    年男なんですね。新年が素晴らしい年になりますように願っております(*^-^*)

    いいね: 2人

  2. 明けましておめでとうございます。
    最後の出張でのくだり、こういう面があるから
    理不尽な中にも愛嬌を見いだせたのでしょうね。
    ちなみに私もこれまで厄払いしたことないです。
    今年もよろしくお願いします(^^)

    いいね: 1人

  3. 年男なのですね!! 我が家も夫と長女が辰年です☆
    うちも厄払いしておりません。きりがないのでw

    言い間違い?記憶違い?誰にでもありますが、多いですね笑
    根は良い方なのですね!!

    いいね: 4人

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